T先生!卵は脂肪肝に良いの?
- 2024年3月12日
- 2024年3月9日(更新)
- 教えて!T先生,最近の研究,エイジング・ケア、予防医学,食事療法,消化器
(下記の論文を元に一部AIを用いて作成しました)
たろうくん「T先生!卵は脂肪肝に良いの?」
T先生「それはね、面白い質問だね。卵についてはいろいろな意見があるんだよ。まず、卵黄にはたくさんのコレステロールが含まれているって知ってる?一つの卵で200ミリグラム以上もあるんだ。」
たろうくん「えっ、それって多いの?」
T先生「そうだね。食べ物からのコレステロールが多いと、体の中のコレステロールも増えて、血管が硬くなりやすいと思われていたから、卵をあまり食べないようにって言われてたんだ。でも、2016年にアメリカで出た新しいガイドラインで、食事からのコレステロールと体のコレステロールはそんなに直接関係ないってことがわかったんだよ。」
たろうくん「じゃあ、卵食べても大丈夫なの?」
T先生「そうなんだよ。でも、もちろん食べ過ぎは良くないけど、一日に一個くらいなら健康に大きな問題はないっていうのが、最近の研究での一般的な考え方なんだ。」
たろうくん「へー、でも、脂肪肝にはどうなの?」
T先生「いい質問だね。脂肪肝になると、肝臓に脂肪がたくさん溜まっちゃうんだけど、卵に含まれる栄養素が健康に良い影響を与えることもあるんだよ。最近のイタリアでの研究ではね、週に3個以上卵を食べる人は脂肪肝や高血圧になりにくいって示されてるんだ。」
たろうくん「へぇ、そうなんだ。じゃあ卵、いっぱい食べても大丈夫なの?」
T先生「うん、でもね、バランスが大事。特に卵はビタミンB12や葉酸が多く含まれていて、これが脂肪肝を改善するかもしれないって考えられているんだ。ただし、一日に一個程度かな。特に食べ物をあまり食べなくなっちゃう高齢者にとっては、卵は大切な栄養源になるよ。」
たろうくん「なるほどね。T先生、ありがとう!卵、ちょっと見直したよ。」
T先生「どういたしまして。何か不明な点があればいつでも聞いてね。健康な体を保つには、食べ物のバランスがとても大切だからね。」