T先生!妊娠中のコロナ感染とワクチンについて教えて!
- 2024年8月5日
- 2024年8月3日(更新)
- 教えて!T先生,最近の研究,妊婦・授乳婦さんの健康,感染症
(下記の論文を元に一部AIを用いて作成しました)
たろうくん「T先生、COVID-19に感染したりワクチンを打ったりすると、お母さんのお腹の中の赤ちゃんに影響があるの?」
T先生「たろうくん、いい質問だね。最近発表された研究によると、妊娠初期にCOVID-19に感染したり、ワクチンを接種したりしても、お腹の中の赤ちゃんに大きな影響はないことがわかったんだよ。」
たろうくん「良かった!それはどうやってわかったの?」
T先生「これはノルウェー、スウェーデン、デンマークのデータを使って行われた大規模な研究なんだ。2020年3月から2022年2月の間に生まれた赤ちゃん34万3066人のデータを調べて、COVID-19感染やワクチン接種が赤ちゃんの先天性異常に影響を与えるかどうかを見たんだ。」
たろうくん「それで、何がわかったの?」
T先生「研究の結果、妊娠初期にCOVID-19に感染したりワクチンを接種しても、赤ちゃんに大きな先天性異常のリスクが増えることはないとわかったんだ。例えば、心臓の異常や神経系の異常、眼や顔の異常など11種類の先天性異常について調べたけど、どれもリスクが増えることはなかったんだよ。」
たろうくん「でも、どうしてそれがわかるの?」
T先生「これは統計的な方法を使って、感染やワクチン接種をした妊婦さんとそうでない妊婦さんを比べているんだ。たとえば、感染した妊婦さんの赤ちゃんと感染していない妊婦さんの赤ちゃんを比べて、その結果に違いがあるかどうかを見ているんだ。」
たろうくん「なるほど。それじゃあ、お母さんがCOVID-19に感染しても、赤ちゃんにとってはそんなに心配しなくていいってこと?」
T先生「そうだね。もちろん、感染しないに越したことはないけど、妊娠初期に感染しても赤ちゃんに大きな影響はないということがわかっているんだ。また、ワクチンを接種することも赤ちゃんにとって安全だということが確認されたんだよ。」
たろうくん「安心したよ。ありがとう、T先生!」
T先生「どういたしまして、たろうくん。何か他に聞きたいことがあったら、いつでも聞いてね。」