T先生!緑茶の認知症に対する効果について教えて!
- 2025年1月24日
- 2025年1月21日(更新)
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(下記の論文を元に一部AIを用いて作成しました)
たろうくん「T先生!最近おばあちゃんが緑茶をたくさん飲むようになったんだけど、本当に体にいいの?」
T先生「おや、たろうくん。それは良い質問だね。実は最近、面白い研究結果が発表されたんだよ。65歳以上の日本人高齢者約8,766人を対象にした大規模な調査なんだ」
たろうくん「へぇ、そんなにたくさんの人を調べたんだ!で、どんなことが分かったの?」
T先生「緑茶をたくさん飲む人ほど、脳の白質病変という変化が少なかったんだ。白質病変というのは、脳の中の大切な神経の通り道が傷んでしまうことなんだよ」
たろうくん「えっ、それって良くないことなの?」
T先生「そうなんだ。この白質病変が増えると、認知症になるリスクが高くなるんだよ。特に、1日3杯(約600ml)以上の緑茶を飲む人は、1杯(約200ml)しか飲まない人と比べて、白質病変が約3%少なかったんだ」
たろうくん「へぇ!でも、なんで緑茶を飲むと脳が守られるの?」
T先生「緑茶には、カテキンという成分が含まれているんだ。このカテキンには、体を酸化から守る働きや、炎症を抑える効果があるんだよ。また、血圧を下げる効果もあって、それも脳を守るのに役立っているみたいなんだ」
たろうくん「コーヒーじゃダメなの?」
T先生「実はね、この研究ではコーヒーにはそういった効果は見られなかったんだ。緑茶の方が、カフェインが少なくて血圧への影響も穏やかだからかもしれないね」
たろうくん「そっか!じゃあ、おばあちゃんが緑茶を飲むのは良いことなんだね。でも、どのくらい飲むのが一番いいの?」
T先生「研究では、1日7-8杯(約1500ml)飲む人は、1杯だけ飲む人と比べて白質病変が約6%も少なかったんだ。でも、まずは1日3杯くらいから始めるのがいいかもしれないね」
たろうくん「分かった!じゃあ、今度からおばあちゃんと一緒に緑茶を飲むようにするよ!」
T先生「その心がけは素晴らしいね。ただし、緑茶は良い効果がある一方で、飲みすぎは良くないから、適量を心がけることが大切だよ」
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