T先生!ブルーライトカットメガネって本当に睡眠にいいの?
📱 T先生!ブルーライトカットメガネって本当に睡眠にいいの? 😴
たろうくん 「T先生!最近お母さんに『夜スマホ見るならブルーライトカットメガネかけなさい』って言われるんだけど、本当に効果あるの?」
T先生 「いい質問だね!実はちょうど、日本の10〜12歳の男の子39人を対象にした研究があるんだよ。ブルーライトを40%カットするメガネを寝る前の3時間かけてもらって、睡眠や昼間の行動がどう変わるか調べたんだ。」
たろうくん 「へぇ〜!どんな結果だったの?」
😲 意外な発見!メラトニンには影響なし
T先生 「実はね、最初に意外な結果があったんだ。ブルーライトカットメガネをかけても、唾液中のメラトニンっていう睡眠ホルモンの量は変わらなかったんだよ。」
たろうくん 「えっ?じゃあ効果ないってこと?」
T先生 「ところがね、睡眠のタイミングにはしっかり効果があったんだ!」
⏰ 睡眠時間が早くなった!
T先生 「ブルーライトカットメガネをかけた子どもたちは、ベッドに入る時間が約6分早くなって、眠りにつく時間も約6分早くなったんだ。」
たろうくん 「6分かぁ…それって大きいの?」
T先生 「いいところに気がついたね!特に2週目になると効果がもっとはっきりして、眠りにつく時間が約9分も早くなったんだよ。起きる時間も約7.8分早くなった。毎日続けると、睡眠リズム全体が良い方向に動くんだね。」
😊 昼間のイライラも減った!
たろうくん 「睡眠以外にも何か変化あったの?」
T先生 「うん!これがすごいんだけど、ブルーライトカットメガネを使った子どもたちは、昼間のイライラが減って、兄弟や友達への乱暴な行動も減ったんだ。それに朝の機嫌も良くなったという結果が出ているよ。」
たろうくん 「すごい!睡眠が少し早くなるだけでそんなに変わるんだ!」
T先生 「そうなんだ。実は昔の子どもたちは夜9時20分くらいに寝ていたんだけど、今は夜10時過ぎになっている。約1時間も遅くなっているんだよ。だから少しでも早く眠れるようになることは、とても大切なことなんだ。」
🧠 なぜメラトニンなしで効くの?
たろうくん 「でもさっき、メラトニンは変わらなかったって言ってたよね?なんで効果があるの?」
T先生 「実は目の中にメラノプシンという光を感じる細胞があって、これがブルーライトに反応するんだ。この細胞は脳に直接信号を送って、体内時計を調整したり、気分を変えたりする働きがあるんだよ。メラトニンを通さなくても、脳に直接働きかけているみたいなんだ。」
たろうくん 「へぇ〜、目から脳に直接つながってるんだね!」
📝 まとめ!
✅ ブルーライトカット40%のメガネを寝る前3時間かけると、睡眠時間が約6〜9分早くなる!
✅ 効果は2週目からより顕著になる!
✅ 昼間のイライラや乱暴な行動が減り、朝の機嫌も良くなる!
✅ メラトニンの量は変わらないが、目の特殊な細胞が脳に直接働きかけている可能性!
✅ 現代の子どもは昔より約1時間も就寝が遅くなっているので、少しでも早く眠ることが大切!
たろうくん 「なるほど!じゃあ僕も寝る前にブルーライトカットメガネかけてみようかな!」
T先生 「そうだね。ただ、昼間は太陽の光をしっかり浴びることも大切だよ。夜だけブルーライトを減らして、昼は元気に外で遊ぶ。それが一番の睡眠の秘訣だね!」
たろうくん 「わかった!ありがとう、T先生!」 😊
