T先生!日本での産後うつ病について教えて!
- 2024年11月2日
- 2024年10月29日(更新)
- 教えて!T先生,男性の健康,妊婦・授乳婦さんの健康,メンタルヘルス
(下記の論文を元に一部AIを用いて作成しました)
たろうくん「T先生!今日はちょっと難しい話かもしれないけど、産後うつ病について教えてほしいな。僕の友だちのお母さんが赤ちゃんを産んでから、なんだか元気がないって聞いたんだ」
T先生「うん、そうだね。産後うつ病というのは、赤ちゃんを産んだ後にお母さんやお父さんの心が疲れてしまう病気なんだ。最近の研究で、たくさんのご家族がこの病気と向き合っていることがわかってきたよ」
たろうくん「えっ!お父さんもなっちゃうの?」
T先生「そうなんだ。最近、横浜国立大学の先生たちが、789組のご夫婦を10年間にわたって調べた研究があってね。赤ちゃんが生まれる前から、生まれた後、そして10年間ずっと、お父さんとお母さんの心の状態を見続けたんだ」
たろうくん「へー!すごく長い時間だね。それで、どんなことがわかったの?」
T先生「大きく分けると4つのグループに分かれたんだ。一番多かったのは、お父さんもお母さんも軽い症状だけのグループで、全体の約58%。でも、お母さんが重い症状でお父さんが軽い症状のグループが約18%、逆にお母さんは軽くてお父さんが中くらいの症状のグループが約17%もいたんだ。そして、両方とも症状が悪くなっていったグループが約7%いたんだよ」
たろうくん「へー!思ったより多いね。どうしてこんな病気になっちゃうの?」
T先生「赤ちゃんの世話は本当に大変だからね。特に最近の研究でわかったのは、お母さんの場合は赤ちゃんが生まれる前から症状が出ることがあるんだ。お父さんの場合は、困ったときに誰かに相談するのが苦手で、赤ちゃんが生まれた後にストレスをため込んじゃうことが多いんだよ」
たろうくん「そうなんだ!じゃあ、どうやって治すの?」
T先生「うん、大切なのは早めに気づいて、専門家に相談することなんだ。病院では『エジンバラ産後うつ病質問票』という特別なアンケートを使って、お父さんお母さんの心の健康状態を調べることができるんだよ。それに、家族みんなで支え合うことも大切なんだ」
たろうくん「僕たち子どもにも、できることはあるの?」
T先生「もちろん!お父さんお母さんの様子がいつもと違うなと感じたら、『大丈夫?』って声をかけてあげたり、できることを手伝ってあげたりするだけでも、とても大きな助けになるんだよ。でも、無理はしないでね。困ったときは、おじいちゃんやおばあちゃん、先生など、周りの大人の人に相談するのも大切だよ」
たろうくん「なるほど!今日は産後うつ病のこと、よくわかったよ。友だちのお母さんのことも、もっと理解できたような気がする。ありがとう、T先生!」
T先生「うん、たろうくんがそんなふうに考えてくれて、先生もうれしいよ。みんなで支え合える社会を作っていくことが大切だね」