（下記の論文を元に一部AIを用いて作成しました）

Watanabe D, Yoshida T, Watanabe Y, Yamada Y, Kimura M. Is a higher body mass index associated with longer duration of survival with disability in frail than in non-frail older adults? Int J Obes (Lond). 2024 Nov 15. doi: 10.1038/s41366-024-01681-6. Epub ahead of print. PMID: 39548219.

 

たろうくん「T先生、最近おじいちゃんが気になってて。健康で長生きできる体型ってあるの？」

 

T先生「そうだね。実はね、最近早稲田大学の先生たちが、1万人以上のお年寄りを調べて、とても興味深い結果を発見したんだよ」

 

たろうくん「へぇ！1万人もすごいね！どんなことが分かったの？」

 

T先生「BMIという体型を表す数字があってね。身長と体重から計算するんだけど、この数字が22.5から23.5くらいの人が、一番健康で長生きできることが分かったんだ」

 

たろうくん「BMIって何？どうやって計算するの？」

 

T先生「体重(kg)を、身長(m)×身長(m)で割った数字だよ。例えば、身長160cmで体重58kgの人なら、58÷(1.6×1.6)で計算するんだ」

 

たろうくん「へぇ〜。でも痩せてる方が健康そうに見えるけど、違うの？」

 

T先生「実はね、BMIが18.5より低い痩せすぎの人は、介護が必要になる前に亡くなってしまう可能性が高いことが分かったんだ。反対に、BMIが27.5以上の太めの人は、介護が必要な期間が長くなりやすいんだよ」

 

たろうくん「えっ！じゃあ、痩せすぎも太りすぎもよくないってこと？」

 

T先生「その通り！研究では約5年間、お年寄りを観察したんだけど、22.9%、つまり4人に1人くらいが介護が必要になったんだ。特に気をつけなきゃいけないのは『フレイル』という状態だよ」

 

たろうくん「フレイルって何？」

 

T先生「簡単に言うと、年をとって体や心が弱くなった状態のことだよ。研究では、フレイルがある太めの人は、介護が必要な期間が27.2ヶ月も長くなることが分かったんだ」

 

たろうくん「じゃあ、おじいちゃんには何を気をつけてもらえばいいの？」

 

T先生「まずは適正な体重を保つことが大切だね。でも一番大事なのは、フレイルを予防することなんだ。バランスの良い食事を取って、適度な運動を続けることがおすすめだよ」

 

たろうくん「分かった！おじいちゃんと一緒に散歩とか始めてみようかな。ありがとう、T先生！」

 

T先生「その考えはとてもいいね！家族で健康づくりを楽しむのは素晴らしいことだよ。他に気になることがあったら、また聞いてね」