コロナ後遺症外来について
こんにちは。院長です。
今日は、コロナ後遺症についてお話ししたいと思います。
当院では「発熱・かぜ外来」のほかに、コロナ後遺症外来もおこなっています。
コロナ後遺症とは、新型コロナウイルスに感染した後に、長く残る症状のことです。例えば、息苦しさや咳、倦怠感や頭痛、味覚や嗅覚の低下などがあります。
重症だった人だけでなく、軽症だった人や無症候性だった人も、コロナ後遺症になる可能性があります。
コロナ後遺症の原因はまだよくわかっていませんが、新型コロナウイルスが体内に残っている可能性や、免疫系が異常に反応している可能性などが考えられています。
また、心理的なストレスや不安も影響するかもしれません。
コロナ後遺症の治療法は現在のところ確立されていませんが、症状に応じて対処しています。
例えば、息苦しさや咳には吸入器や気管支拡張剤を使うことがあります。
倦怠感や頭痛には安静にすることや水分補給をすることが大切です。
味覚や嗅覚の低下にはリハビリテーションを行うことが効果的と言われています。
もし自分がコロナ後遺症になっているかもしれないと思ったら、まずはお気軽に当院にご相談ください。
その上で必要であれば、専門医への紹介をおこないます。
また、心理的なサポートを受けることも大切です。
自分一人で悩まずに、家族や友人など信頼できる人に話すことやカウンセリングを受けることも考えてみましょう 。
まだ新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について知らないことが多くあります。
色々な研究が進行中ですので、またご紹介していきますね。