帯状疱疹ワクチンの助成!
- 2023年10月13日
- 2024年2月11日(更新)
- 院長日記,痛みの治療,エイジング・ケア、予防医学,感染症
皆さんこんにちは。つじファミリークリニック院長です。
2023年7月より大野城市では帯状疱疹ワクチンの助成をおこなっています。
詳しくはこちら(大野城市役所)
当院で推奨している新しいタイプの帯状疱疹ワクチン(シングリックス)だと、1回あたり22,000円(税込)、合計2回の接種(計44,000円)が必要になり、重い負担となっていました。
しかし、今回の助成で1回10,000円、2回まで助成が出るようになっています。
シングリックスを開発・販売しているGSK( グラクソ・スミスクライン)が主催する帯状疱疹の勉強会に参加した際、
そこに出席された第一線で活躍される先生方(皮ふ科やペインクリニックの先生方など)が口を揃えて
「帯状疱疹の急性期の痛みは、鎮痛薬やブロック注射などで何とかなりやすい。でも、帯状疱疹後神経痛になってしまうと、どうしようもないほどに治療が非常に難しくなる。帯状疱疹にならないよう、予防が一番大切だ。」と仰っていました。
人によっては10年くらい苦しんでおられる方もおり、この助成をきっかけに、一人でも多くの方に帯状疱疹ワクチンを接種して欲しいと思います。
※副反応として腕が腫れたり、熱が出たりすることがあります。基本的には2-3日ほどで落ち着きますが、症状が酷いときはご相談ください。また1回接種では免疫がつかないため、2回接種が必要です。帯状疱疹ワクチン(シングリックス)の場合、1回目よりも2回目の方が副反応が軽い傾向にあると言われておりますので、頑張って2回接種しましょう。