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医療コラム

T先生!胆石症は手術した方が良いの?|つじファミリークリニック|大野城市東大利にある内科・ペインクリニック

T先生!胆石症は手術した方が良いの?

(下記の論文を元に一部AIを用いて作成しました)

Ahmed I, Hudson J, Innes K, Hernández R, Gillies K, Bruce R, Bell V, Avenell A, Blazeby J, Brazzelli M, Cotton S, Croal B, Forrest M, MacLennan G, Murchie P, Wileman S, Ramsay C; C-GALL Study Group. Effectiveness of conservative management versus laparoscopic cholecystectomy in the prevention of recurrent symptoms and complications in adults with uncomplicated symptomatic gallstone disease (C-GALL trial): pragmatic, multicentre randomised controlled trial. BMJ. 2023 Dec 6;383:e075383. doi: 10.1136/bmj-2023-075383. PMID: 38084426; PMCID: PMC10698555.

 

たろうくん「T先生、この間の学校で胆石症の話してたんだけど、手術するってホント?」

 

T先生「たろうくん、その話、興味深いね。最近、British Medical Journalに載った論文によると、胆石症の治療方法について新しい情報が出たんだ。」

 

たろうくん「胆石症って何?」

 

T先生「胆石症っていうのはね、胆汁の成分が固まってできる石のこと。胆汁は肝臓で作られて、脂肪の消化とかに使われるんだ。」

 

たろうくん「じゃあ、石ができちゃうとどうなるの?」

 

T先生「普段は無症状なんだけど、流れが悪くなると痛みが出てくるんだよ。重い場合は手術で胆嚢を取ることもあるんだ。」

 

たろうくん「えっ、胆嚢取っちゃうの?体に悪くないの?」

 

T先生「実は胆嚢はなくても大丈夫なんだ。でも手術後に腹痛や下痢などの症状が出ることもあるんだよ。」

 

たろうくん「それって大丈夫なの?」

 

T先生「それがね、この論文によると、手術した人の4割が何らかの症状が出てるんだ。でも、重篤な合併症のリスクは年間1%から3%程度って低いんだ。」

 

たろうくん「じゃあ、手術しないで様子を見るって選択もあるの?」

 

T先生「そうだね。痛み止めで調整しつつ、症状が重くない限りは経過観察することも考えられるよ。実際、イギリスの研究では、手術と保存治療を比べても、18ヶ月後の症状に大差はなかったんだ。」

 

たろうくん「うーん、じゃあ手術するかどうかは、その人次第ってこと?」

 

T先生「そういうこと。患者さんの状況やリスクを考慮して、個々に合った治療を選ぶことが大切だね。」

 

たろうくん「なるほどね!T先生、ありがとう!また何かあったら教えてね!」

 

T先生「もちろんだよ。何でも聞いてね!」