T先生!相対湿度と絶対湿度ってなに?
たろうくん「T先生、”絶対湿度”って何?」
T先生「ああ、それは重要な概念だね。絶対湿度とは、1立方メートルの空気中に含まれる水蒸気の量のことを指すんだ。」
たろうくん「ふーん、じゃあ相対湿度って何?」
T先生「相対湿度は、空気が持てる最大水蒸気量に対する現在の水蒸気量の割合をパーセントで表したものだよ。」
たろうくん「どうして違うの?」
T先生「空気は温度によって含む水蒸気の量が変わるから、同じ相対湿度でも、実際の水分量は気温によって変わるんだ。たとえば、冬と夏で同じ相対湿度でも、絶対湿度は違うから、感じ方が変わるんだよ。」
たろうくん「へぇ、じゃあ湿度計って大事なの?」
T先生「そうだね。湿度計を使えば、部屋の湿度を正しく知ることができる。特に絶対湿度計は、夏でも冬でも11グラム/立方メートルを目指すと快適に過ごせるんだ。」
たろうくん「風邪とかインフルエンザとか、湿度で防げるの?」
T先生「ええ、湿度が低いとウイルスが活動しやすくなる。冬は特に、湿度が7グラム/立方メートル以下になると、ウイルス感染のリスクが高まるんだ。」
たろうくん「じゃあ、洗濯物で湿度上げるのはダメなの?」
T先生「残念ながら、それだけでは十分じゃないんだ。洗濯物だけでは湿度を適切にコントロールするのは難しい。加湿器や除湿機を使うのがいいね。」
たろうくん「なるほど〜、湿度計って便利だね!」
T先生「本当にそうだよ。特に絶対湿度計は、一年中役立つから、ぜひ使ってみてね。健康にも良いし、風邪やインフルエンザ、カビや結露の予防にもなるからね。」
たろうくん「わかった!T先生、ありがとう!」
T先生「いつでも聞いてね。健康は大切だからね!」
※当院では次の湿度計を使っています。小型で見やすいです。