T先生!不安になった時はどうすれば良いの?
たろうくん「T先生!不安になった時はどうすれば良いの?」
T先生「たろうくん、不安になるのは誰にでもあることだよ。大事なのは、その不安にどう向き合うかだね。今日は、薬を使わずに不安を減らす方法を教えよう。」
たろうくん「薬を使わない方法があるの?」
T先生「あるよ。それが呼吸法だ。不安を感じたら、交感神経が活発になって、体が緊張状態になるんだ。でも、呼吸法を使うと、副交感神経を活発にして、リラックスできるんだよ。」
たろうくん「呼吸法ってどうやるの?」
T先生「まずは、深く息を吸ってみて。そして、ゆっくりと6秒かけて息を吐くんだ。それから3秒間、息を止めてみよう。これを1日に3回、5~10分間続けるといいんだ。」
たろうくん「家の中でもできるの?」
T先生「もちろんだよ。最初は家で練習して、慣れてきたら外出先でもやってみよう。電車の中や買い物中にもできるから、どんな時でもリラックスできるようになるんだ。」
たろうくん「へえ、すごいね!」
T先生「呼吸法以外にも、不安に良いことがあるよ。たとえば、ヨガやリラクゼーションをすること。でも、強い運動や大きな音がする場所は避けた方がいいんだ。」
たろうくん「食べ物にも気をつけることがあるの?」
T先生「そうだね、特にカフェインは控えた方がいいよ。カフェインを取り過ぎると、不安が増してしまうからね。」
たろうくん「呼吸法をやれば、薬に頼らなくても大丈夫になるの?」
T先生「呼吸法は、自分でできるセルフケアの一つだから、不安を感じた時に試してみて。でも、もし不安がなかなか改善しない時は、ちゃんとした治療が必要かもしれないから、その時はまた相談してね。」
たろうくん「わかった! T先生、教えてくれてありがとう!」
T先生「いつでも相談してくれたら嬉しいよ。不安に立ち向かう勇気を持つことが大切だからね。」
※呼吸筋ストレッチ体操は、国立精神・神経医療研究センターの関連サイトを参照ください。