スタッフ研修と院内急変シミュレーションを行いました
- 2026年5月27日
- 院長日記
患者さんに安心して通っていただくために ── スタッフ研修と院内急変シミュレーションを行いました
こんにちは。つじファミリークリニック院長の辻です。
当院では、定期的にスタッフ全体で集まり、日々の診療をよりよくするための研修や話し合いを行っています。
本日も午後の時間を使って、スタッフ研修と院内急変シミュレーションを行いました。
スタッフ全員で学ぶ時間
クリニックでは、診察室の中だけで医療が完結するわけではありません。
受付でのご案内。
看護師による処置や説明。
検査の準備。
会計や予約の確認。
患者さんが来院されてから帰られるまで、いろいろな職種のスタッフが関わっています。
だからこそ、当院ではスタッフ全員で情報を共有し、同じ方向を向いて診療できることを大切にしています。
今回の研修では、日々の診療の中で気をつけることや、新しい運用ルール、患者さんへのご案内方法などを確認しました。
一つひとつは小さなことかもしれません。
でも、その積み重ねが、患者さんにとっての「分かりやすさ」や「安心感」につながると思っています。
院内急変シミュレーションを行いました
今回、特に時間をかけて行ったのが、院内で患者さんの具合が急に悪くなった場合を想定したシミュレーションです。
たとえば、待合室や受付付近で患者さんが突然倒れた場合。
誰が最初に声をかけるのか。
誰が看護師を呼ぶのか。
誰が救急車を要請するのか。
誰がAEDや酸素、救急カートを準備するのか。
他の患者さんにはどのようにご案内するのか。
実際に体を動かしながら、一つひとつ確認しました。
頭の中では分かっているつもりでも、実際に動いてみると、
「この物品はここにあった方がよい」
「記録用紙はもっと分かりやすい方がよい」
「患者さんの荷物をまとめる袋が必要」
など、やってみて初めて見えてくることがあります。
今回も、いくつか改善点が見つかりました。
これはとても大切なことだと思っています。
“何も起きないこと”を願いながら、備える
もちろん、院内で急変が起きないことが一番です。
でも、医療機関である以上、万が一に備えておくことはとても大切です。
いざという時に慌てないために。
患者さんを少しでも早く、安全に対応できるように。
スタッフ同士が自然に連携できるように。
そのためには、普段から練習しておく必要があります。
今回のシミュレーションでは、看護師だけでなく、受付・事務スタッフも一緒に参加しました。
急変対応は、医師や看護師だけで完結するものではありません。
受付で最初に異変に気づくこともあります。
ご家族への声かけや、他の患者さんへのご案内が必要になることもあります。
救急隊に情報を伝えるための記録も大切です。
クリニック全体で動けるようにしておくことが、患者さんの安心につながると考えています。
少しずつ、よりよいクリニックへ
今回の研修を通して、改善すべき点もいくつか見つかりました。
酸素や救急物品の置き場所。
記録用紙の使いやすさ。
スタッフ同士の声かけ。
救急隊へ引き継ぐ時の流れ。
これらを一つひとつ見直していきます。
そして、こうした研修は一度やって終わりではなく、定期的に続けていく予定です。
患者さんに安心して通っていただけるクリニックであるために。
そして、地域の皆さんが「何かあった時にも相談できる」と思える場所であるために。
これからも、診療の質だけでなく、院内の仕組みやチームの連携も少しずつ磨いていきたいと思います。
つじファミリークリニック
院長 辻 隆宏