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医療コラム

T先生!痛みとADHDについて教えてください|つじファミリークリニック|大野城市東大利にある内科・ペインクリニック

T先生!痛みとADHDについて教えてください

(前回の記事(※参照)をもとに、小学生にも分かるようにAIで編集してもらいました)

 

たろうくん:「T先生、この間のペインクリニック学会ってのはどうだったの?」

 

T先生:「うーん、たろうくん、大事なことが分かったんだ。話を聞いてみる?」

 

たろうくん:「うん!なんなの?」

 

T先生:「東京大学の笠原先生が話してくれたんだけど、特に原因の分からない痛み、それを「痛覚変調性疼痛」と呼ぶんだってさ。そして、この痛みが注意欠陥多動性障害(ADHD)と関係があるかもしれないということなんだ。」

 

たろうくん:「え、ADHDってなに?」

 

T先生:「ADHDは注意が散りやすかったり、体がじっとしていられなかったりするような症状のことだよ。」

 

たろうくん:「ふーん、で、それがどういうふうに痛みと関係あるの?」

 

T先生:「片頭痛や、難治性顔面痛、口腔痛などの疾患の人たちの中には、ADHDの症状を持っている人が多いんだ。特にADHD治療薬を使うと、痛みが改善して社会生活に戻れる人もいるようだよ。」

 

たろうくん:「ほほー、でもそれってどうしてなの?」

 

T先生:「それはまだ全部は分かっていないんだけど、ADHDの人は痛みに過剰に集中したり、衝動的に行動したり、怒りやすい特徴があるんだ。それらが何かしらの形で痛みと結びついているかもしれないと考えられているよ。」

 

たろうくん:「そんなに痛みとADHDが関係あるなら、みんなすぐに分かるんじゃないの?」

 

T先生:「それがね、痛みの治療に注力していると、ADHDの診断が遅れてしまうことがあるんだ。精神科医でも、多くの場合ADHDを見逃してしまっているそうだよ。」

 

たろうくん:「ほんとに?それって大変じゃない?」

 

T先生:「そうだね。だから、医師は慢性疼痛を訴える患者さんに対して、ADHDの可能性も考えて診察を行い、必要ならば精神科や心療内科と協力して治療を進めるべきだと考えられているんだ。」

 

たろうくん:「ふーん、それなら痛みがある人たちももっと早く楽になるかもね!」

 

T先生:「そのとおり、たろうくん。痛みの原因をちゃんと理解して、適切な治療を行うことが大切だからね。」

 

たろうくん:「でもT先生、ADHDの薬ってどんなのがあるの?」

 

T先生:「ADHDには大きく分けて2種類の薬が使われるんだ。1つは中枢神経を刺激する薬で、メチルフェニデートっていうのがあるね。もう1つは非中枢神経刺激薬で、アトモキセチンやインチュニブがあるんだよ。」

 

たろうくん:「それらの薬が痛みに効くの?」

 

T先生:「そうなんだ。これらの薬は脳の特定の部分に働きかけて、情報処理の機能を改善したり、筋緊張や筋弛緩のバランスを整えたりすることで、痛みを和らげるんだよ。」

 

たろうくん:「ふーん、それってどういうこと?」

 

T先生:「例えば、ジョン・F・ケネディ元大統領は、腰痛を和らげるためにアンフェタミンという中枢神経刺激薬を使っていたんだって。もしかすると、彼はADHDも持っていて、その薬が腰痛とADHDの両方に効果を発揮していたのかもしれないよ。」

 

たろうくん:「え!?それってすごいね!」

 

T先生:「そうだね。でも、それはあくまで推測の一部で、医師が診察する際には患者さんの話し方や行動などを注意深く見て、ADHDの症状がないかをチェックすることが大切なんだよ。」

 

たろうくん:「なるほど、ADHDと痛みの関係、ちょっと複雑だけど、だいたい分かったかな!」

 

T先生:「よく理解できたね、たろうくん。学会で学んだことを実践に生かして、患者さんたちの痛みが少しでも和らぐように、これからも頑張るよ。」