T先生!子どもの近視って止められるの?
📢 T先生!子どもの近視って止められるの? 👓
たろうくん
「T先生!最近、クラスでメガネの子がすごく増えてるんだけど、近視って一度なったらもう治らないの?」
T先生
「いい質問だね!実は今、子どもの近視治療は大きく変わろうとしているんだ。これまでは『メガネやコンタクトで矯正する』のが当たり前だったけど、2025年から『進行を抑える』治療が次々と登場してきたんだよ」
たろうくん
「えっ、近視が進むのを止められるってこと?」
👀 子どもの近視、どれくらい増えてるの?
T先生
「文部科学省の調査によると、2024年には裸眼視力1.0未満の子どもが、小学生で36.8%、中学生で60.6%、高校生では71.1%にもなっているんだ」
たろうくん
「そんなに多いの!?なんでそんなに増えてるの?」
T先生
「タブレットやスマホの普及、外で遊ぶ時間の減少、それにコロナの影響で家にいる時間が増えたことなどが関係していると言われているよ。特に近視の発症年齢は8歳がピークと、低年齢化しているんだ」
⚠️ 近視が進むと怖い病気のリスクが上がる
たろうくん
「近視って、メガネかければ見えるようになるから、そんなに心配しなくていいんじゃない?」
T先生
「それが実はそうでもないんだ。近視が進んで強度近視(−6D以上)になると、将来的に緑内障のリスクが5倍、網膜剥離が13倍、近視性黄斑症はなんと845倍になるという報告があるんだよ」
たろうくん
「845倍!?それはすごく怖いね…」
T先生
「そうなんだ。だから近視が進む前に、進行を抑えることがとても大切なんだよ」
💊 2025〜2026年に登場した新しい治療法
T先生
「2025年は『近視進行予防元年』と呼ばれていてね。4月には国内初のアトロピン点眼薬(リジュセアミニ)が発売され、8月には多焦点ソフトコンタクトレンズ(マイサイトワンデー)が承認されたんだ」
たろうくん
「目薬で近視が止まるの?」
T先生
「正確には眼軸長(目の奥行きの長さ)が伸びるのを抑えるんだ。1日1回、寝る前に点眼するだけでいいんだよ。近視進行抑制効果は約40〜50%と言われているよ」
たろうくん
「コンタクトレンズや眼鏡でも止められるの?」
T先生
「うん!オルソケラトロジーという夜寝るときにつけるハードコンタクトレンズは、2年間で43%の抑制効果があるんだ。2026年春には多焦点ソフトコンタクトレンズ、上期には近視管理用眼鏡も発売予定だよ」
🔴 注目の「レッドライト治療」
たろうくん
「他にもあるの?」
T先生
「実はレッドライト治療という方法も注目されているんだ。低強度の赤い光を1日2回、各3分間目に当てる治療で、中国の研究では76.6%の近視進行抑制効果が報告されているよ」
たろうくん
「すごい効果だね!」
T先生
「ただ、日本ではまだ治験段階で、承認までは5年ほどかかるとされているんだ。安全性の確認も必要だからね」
🏃 まずは生活習慣から!
たろうくん
「薬や機械がなくても、できることはあるの?」
T先生
「もちろん!基本は生活習慣の改善だよ。自然光に1日2時間以上当たること、本やタブレットは30cm以上離すこと、30分ごとに休憩を入れること。これだけでも近視の進行を抑える効果があるんだ」
たろうくん
「よーし!外で遊ぶ時間を増やして、ゲームは休憩しながらやるようにするね!」
T先生
「その心がけが大事だよ。治療の費用は年間約7万〜15万円かかるけど、まずは眼科で相談してみるといいね」
📝 まとめ!
✅ 2024年、小学生の36.8%が裸眼視力1.0未満。近視の子どもが急増中!
✅ 近視の発症ピークは8歳。進行すると将来の目の病気リスクが大幅に上がる
✅ 2025年からアトロピン点眼薬や特殊コンタクト・眼鏡など進行抑制治療が続々登場
✅ 治療の近視進行抑制効果は40〜50%、レッドライト治療は76.6%
✅ 外遊び1日2時間以上、30cm離す、30分で休憩という生活習慣も大切!
引用元:
- 日経メディカル「小児の近視は『進行抑制する』時代へ、続々増える選択肢」(2026年1月20日)
- 日経メディカル「視力矯正と近視進行抑制の効果を併せ持つ、眼鏡やコンタクトの実力は?」(2026年1月21日)