院長、総合内科専門医試験を受けてきました
- 2026年11月7日
- 院長日記
こんにちは。つじファミリークリニック院長の辻です。
先日、総合内科専門医の試験を受けてきました。
内科の10分野から200問。
朝9時から夕方4時過ぎまで、3つのブロックに分けて解いていく試験です。
僕の根っこは、家庭医療です
僕は、家庭医療を軸に診療をしています。
ご家族のことや、暮らしや仕事のことも含めて、その方を丸ごと見ていく。
そして、その方の人生に長く伴走していく。
それが、僕がいちばん大切にしている仕事です。
だからこそ、この試験を受けるかどうかは、ずいぶん迷いました。
それでも受けようと思った理由
外来には、本当にいろいろな方がいらっしゃいます。
なかには、原因がなかなか分からない不調を抱えている方もいます。
その方の体に何が起きているのかを、幅広く考えて見極めること。
これは家庭医療でも、とても大事なことの一つです。
そしてそれは、内科の幅広い分野を学ぶ総合内科と、ちょうど重なります。
家庭医療を根っこに置いて、右手に総合内科、左手に痛みの治療(ペインクリニック)。
そんな形を目指して、学び直そうと決めました。
一度、宣言したのに受けられなかった年
実は、昨年も受けるつもりでした。
年始にはスタッフのみんなの前で「今年は総合内科専門医の試験を受けます」と宣言もしていました。
ところが、日々の診療やクリニックの仕事に追われているうちに、気づけば出願の期間が過ぎていました。。。
宣言したのに果たせなかったことが、自分でも情けなかったです。
今年は、受験の条件の一部が免除される最後の年でした。
迷いながらも、まずは出願だけはしました。
本格的に机に向かったのは、9月に入ってからです。
勉強だけしていればよかった頃
勉強しながら、ふと思ったことがあります。
中学、高校、そして医学部の頃は、勉強だけしていればよかった。
当時はもちろん大変でしたが、ある意味、本当に幸せな時間だったんだなぁと思います。
いまは、日々の診療に加えて、クリニックの運営のこと、家庭のことと、考えることがたくさんあります。
勉強の優先順位はどうしても下がってしまい、油断していると、勉強の時間はすぐになくなってしまいます。
すきま時間と、AIの家庭教師
だから勉強時間は、すきま時間を集めて作りました。
朝5時に起きて、少し仕事をした後のすきま時間。
通勤の電車の中。
帰宅してから夕食までの少しの時間。
土曜日の診療が終わってからの午後。
問題集は2つだけに絞り、試験日から逆算して、くり返し解きました。
問題集の解説だけでは分かりにくいところは、AI(人工知能)に「なぜそうなるの?」「もっと分かりやすく例えて」と何度も聞きました。
すぐ横に、自分専用の家庭教師がいるような感じです。
もちろん、AIの答えをすべて信用してよいわけではないので、そこは気をつけながら使いました。
家族との時間も大切に
この秋は、家族で旅行に行ったりもしました。
子どもたちと過ごせる今の時間は、今しかありません。
勉強ばかりで家族との時間をおろそかにしたくなかったので、旅行もしながら、勉強の時間をなんとかひねり出しました。
妻にも、たくさん協力してもらいました。
スタッフと子どもたちに
試験の1週間前、朝礼で、スタッフのみんなに「いま試験勉強を頑張っています」と話しました。
院長が頑張っている姿が、少しでもみんなの励みになればと。
子どもたちにも、父親が机に向かう姿を見せられたのは良かったかなと思います。
いつか子どもたちが受験や資格試験に向き合うときには、今回のやり方を教えてあげたいです。
結果は来年です
本番は、自分なりの精一杯を出し切ることができました。
結果の発表は来年です。
結果がどうであっても、学び続けることは変わりません。
家庭医療を根っこに、これからも皆さんの「かかりつけ医」として、幅広くお手伝いできるよう研鑽を重ねてまいります。